2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
シェイクスピア『マクベス』の冒頭に、魔女3人が鍋をかきまぜながら「きれいはきたない、きたないはきれい」と口走る場面が出てくる。案外これこそが現実世界の本質を表しているのかもね。この世界にはいいも悪いもないんだから。 マクベス (光文社古典新訳…
佐藤可士和の『designpedia』の中に出てきたユニクロフォントのデザインがあまりにもシンプルで衝撃を受けた。グラフ用紙に円と線を書いて塗りつぶしただけだったとは。こういうフォントデザインの手法もあるのかと勉強になった。 デザインというものに対す…
「あのさあ」 「なに?」 「マジックカットって知ってる?」 「どこからでも切れますっていうやつだよね」 「そう」 「それがどうしたの?」 「あれ全然切れない時あるでしょ」 「たまにある」 「それでね、お母さんがね」 「うん」 「何かの袋が全然切れな…
ねこになるには一体どうしたらいいのか。 ある意味もうすでに中身はねこみたいなものだけど、好きなことだけをさせてもらえる状況にないため、ねこらしさがフルに発揮されていない。これは非常に由々しき事態であって至極残念なことだ。ねこライフを一日も早…
「ハルナちゃんって彼氏いるのかな」 「さあどうだろうね」 「あの子かわいいよね」 「そう?」 「そうでもない?」 「まあ、普通にかわいいんじゃないの」 「なんだか投げやりだな」 「そんなことないけど」 「うーん」 「なあに?」 「あ、いやなんでもな…
「ねえ、聞いたんだけど」 「なに?」 「あの子と縁を切ったって本当?」 「ああ、その話なら本当だよ」 「ずいぶん仲良くしてたのにね」 「そうだね」 「なにかあったの?」 「ま、いろいろね」 「あっ、聞いたらまずかった?」 「そんなことないよ」 「じ…
「なんかすごく眠い、運転代われる?」 「ごめん、あたしオートマ限定」 「マジか」 「つーかマニュアルなんか必要ないじゃん」 「マニュアル車に乗ってるんですけど、しかも今」 「なんでそんな車買ったのよ」 「オートマ嫌いだから」 「それと同じ理由であ…
女の顔はすごい。化粧で別人に変わる。 7年くらい前に付き合っていた北海道出身のK子ちゃん(当時22歳)は、周りから美人だとチヤホヤされていた。しかし、化粧を取ると別人レベルの全然違う顔になる。一重まぶたでのぺっとした顔をしていたのを僕は知っ…
「ちょっと聞いてくれるかな」 「どうしたの?」 「知りたくないことを知らされたんだよ」 「どんな?」 「聞いても大丈夫かな」 「そんなの聞いてみないと分かんないよ」 「そりゃそうだな」 「話せるなら話してみて」 「ある女の子からいきなり言われたん…
女の睫毛について思うことがある。 つけまつげは外した時の衝撃があまりにも大きすぎるので、できたらまつエクかマスカラにして欲しい。ちょっとくらいマスカラがダマになってても構わないから。つけまつげを外すと女の顔が別人になるのって結構ショックなん…
シノブちゃんという女の子が好きだったんだけど本当に好きだったせいか妙に意識ししまってうまく話ができなかったんだ。幼稚園児のくせに中学生みたいなメンタルのガキだった。どうでもいい女の子とはいくらでも話ができたのにな。 ある女の子が僕のことをす…
昔から学校が嫌いで仕方なかった。この学校嫌いは幼稚園に通っていた時からなので筋金入りだ。集団生活が向いていないのか、いろんなことを強いられるのがダメなのか、理由はいまだに分からない。とにかく苦手意識がぬぐえない。 幼稚園児だったころ「行きた…
「ねえ、ちょっと聞きたいんだけど」 「なに?」 「しりとりやるとさ」 「うん」 「しりとり、リンゴ、ゴリラ、ラッパって」 「うん」 「これは何かの決まりなの?」 「そうだよ」 「マジ言ってんの?」 「日本しりとり協会のガイドラインにある」 「えっ」 …
子どもの頃、近所に住んでいた女の子のことを急に思い出した。僕は小学1年生で彼女は2年生だったと思う。その子は美少女という言葉がぴったりのとても可愛い女の子だった。彼女とはなぜだか妙に気が合い、よく遊んでいたんだ。 あるとき、彼女の家に遊びに…
「今まで何人くらい女の子と付き合ってきたの?」 「うーん、それは答えたくないなー」 「なんで?」 「そんなこと今さらどうでもいいから」 「あたしにとってはどうでもよくないの!」 「それ聞いてどうするの?」 「んー、別にどうもしないけど」 「だった…
人見知りのねこを飼っている友だちがいる。そのねこはよそから人が来るといつも外に出ていってしまう。客が女の場合は比較的大丈夫らしいが男の場合必ずといっていいほど姿を現さない。メスねこで男が苦手だという話だった。 昨日の夜たまたま近くで用があっ…
ちょっと前に好きだった女の子がまるでねこみたいな人だった。ねこみたいなのは性格だけじゃなくて名前までねこみたいだったから多分ねこなんだと思う。スマホのアプリ「ねこあつめ」を教えてあげたら一生懸命ねこを集めていたし。 自分の方が先に始めたのに…
「ねえ」 「ん、なに?」 「あなたには好きな人とかって、いる?」 「急にどうしたんだよ」 「ねえ、いるの?」 「うーん」 「なーんだ、いるんだ」 「どうなんだろう」 「なにが?」 「好きって言えるのかなって」 「でも、気になる人はいるのね」 「まあ、…
女からのアプローチは基本的にまわりくどい。相手の気持ちが強ければ強いほどまわりくどさが増すというのは一体どういうことだろう。どう考えてもキャッチするのが難しいボールを平気で投げてくるし、取れないとがっかりされる。 もちろんそうじゃない子もい…
だいぶ前に女友達から恋愛相談をされていたことがあった。相手の男が共通の友達だったせいもあって相談しやすかったんだろうけど、両方知っているのは聞く方からするとあまり望ましくない。知りたくないことだってあるし。 相談してるうちにベクトルが変わっ…
男と女の間に友情が成立するかなんて正直どうでもいい。もちろん成立する場合だってあるだろうし、根本的に無理な場合もあるだろう。こんなの全部ケースバイケースなんだから一般化して議論してもあんまり意味がないと思う。 どちらか一方が相手に異性を感じ…
好きな子に会いたいけど会いたくない。もやもやしたまま時間だけが過ぎていくのを止められなくてアクションを起こしたいのにできない自分にイライラする。そんな状況でテレビドラマ版『モテキ』を観てしまって見たくないものに無理やり焦点合わせられてるみ…
ここに今日からごみみたいな文章を載せてくね!