ねりものといえばはんぺん

はんぺんあいしてる

designpedia

佐藤可士和の『designpedia』の中に出てきたユニクロフォントのデザインがあまりにもシンプルで衝撃を受けた。グラフ用紙に円と線を書いて塗りつぶしただけだったとは。こういうフォントデザインの手法もあるのかと勉強になった。

デザインというものに対する彼の考えを知って、やはりコンセプトが一番大切なんだと改めて思った。コンセプトが明確になっていれば、その先のデザインに生きてくる。前から同じようなことを考えていたから本当に共感することばかり。

今つくづく思うのは、東大なんかじゃなくて藝大に入りたかったなって。高校生の時に音楽なんかやらないで絵を描くべきだった。ギターの才能なんてないのに音楽にうつつを抜かしすぎちゃって向いていないことに少し時間を使いすぎた。

そんなこと今さら言っても何の意味もないけれど、向いていることを見つけるのに時間をかけすぎたのはちょっと残念だったし、向いていないことにエネルギーを使いすぎたのは本当にもったいなかった。後悔するなと言われても無理だ。

でも、まだギリギリ間に合うと信じて努力しよう。

 

ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック)

ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック)