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ねりものといえばはんぺん

はんぺんあいしてる

めんどくさいオンナ

「今まで何人くらい女の子と付き合ってきたの?」
「うーん、それは答えたくないなー」
「なんで?」
「そんなこと今さらどうでもいいから」
「あたしにとってはどうでもよくないの!」
「それ聞いてどうするの?」
「んー、別にどうもしないけど」
「だったらいいじゃん」
「よくないよー」
「そういうことは知らない方がいいと思う」
「隠されると余計気になるでしょ」
「隠してる訳じゃないし」
「だったら言いなさいよ」
「前にこういうことがあった」
「なあに?」
「同じ質問に素直に答えたら」
「うん」
「あたしの方が1人多いと言われた」
「あ、それは確かにちょっと気まずいね・・・」
「そういう無意味なストレスは受けたくない」
「まあ、言われてみればそうかも」
「知らなくていいこともある」
「でも、やっぱり知りたーい」
「めんどくさい女だな」
「女なんてみんなめんどくさいよ?」
「そんなことないだろ」
「あ、めんどくさくない女もいたんだ?」
「そういうことじゃねーよ」
「じゃあなんなの?」
「ああ、このままじゃケンカになってしまう」
「ねえ、隠さなきゃいけないくらい多いの?」
「そんなことないよ」
「5人くらい?」
「あの、誘導尋問はやめてもらえるかな」
「もっと多いの?」
「全然話聞いてねーな・・・」
「怒らないから正直に言って?」
「そういうこと言う奴って百発百中で怒るよね」
「怒らないよ!」
「今のやり取りですでにご立腹気味ですよね」
「あなたが隠すからでしょ!」
「だったら、先に君が言いなさい」
「えっ」
「これでやっと俺の気持ちが分かったか」
「んー」
「なんだよ、そんなにたくさんいるのかよ」
「そ、そんなことないよ!」
「5人くらい?」
「もー、誘導尋問はやめてよ!」
「さっき君がしたことだよ?」
「うっ」
「もうこんな不毛なことはやめようぜ」
「えー、でもー」
「でもじゃないだろ」
「だってー」
「でもとかだってとか、ガキみたいだな」
「むー」
「むーじゃねーよ」
「むぅ」
「怒った顔も可愛いね」
「もー、またそうやってバカにして」
「今までで君が一番可愛いよ」
「んもう、ばか」